
「ただのビール」から「私たちの居場所」へ
私たちは、クラフトビールを愛する2人の若きブルワーです。地元川崎市に、誰もが気軽に立ち寄れて、日々の疲れを癒せる「巣(NEST)」のような場所を創りたい。そんな純粋な想いから、HOP&NESTは生まれました。
でも、正直に言うと、最初は手探り状態でした。簡単なチラシしかなく、ブランドとしての方向性が定まっていなかったんです。SNSでの発信も頑張ってはいましたが、ただ美味しいビールを造るだけでは、多くのクラフトビールに埋もれてしまうのではないかという不安が、常に頭の中にありました。実店舗のオープンに向けてクラウドファンディングを計画したとき、「このままでは、私たちの想いは伝わらないかもしれない」と強く感じました。

想いが言葉になる瞬間
そんな時、私たちはFLINQAに相談しました。最初の打ち合わせから、彼らのやり方は私たちにとって衝撃でした。「なぜクラフトビールなのか?」「どんな時間を届けたいのか?」――何度も何度も、オンラインやオフラインでじっくりと話を聞いてくれたんです。まるで、私たちの頭の中にあるモヤモヤを一つひとつ丁寧に紐解いてくれるようでした。
そのヒアリングを通じて、私たちは自分たちが本当に大切にしている3つのキーワードを発見しました。
巣(Nest):ここは、みんなが羽を休められる場所なんだ。
温もり(Warmth):ビールを介して生まれる、人の温かいつながりを大事にしたい。
ご褒美(Reward):日常のちょっとした瞬間に、幸せなご褒美を届けたい。
この3つの想いが、ブランドの核となるコピー「A Nest for Everyone.(誰もが羽を休められる巣)」に結実したとき、私たちは本当に感動しました。自分たちが漠然と抱いていたビジョンが、はっきりと、そして美しい言葉になって目の前に現れたのです。迷いがなくなり、ブランドとして進むべき道が明確に見えました。

ビジュアルに込めた「温かさ」と「つながり」
ブランドの軸が定まったら、次はそれを形にする番です。FLINQAは、私たちの想いを忠実に、そして想像以上に魅力的なビジュアルに落とし込んでくれました。
ロゴは、まさに「巣」と「ホップ」の抽象的な形がモチーフ。温かい丸い形の中に、葉が重なり合うように配置されたホップのモチーフは、人々が寄り集まってコミュニティを形成する様子を表現してくれています。柔らかい配色と相まって、私たちが目指す温かさを象徴してくれました。

ブランドが持つ力:クラウドファンディングの大成功
ロゴが完成した後は、SNSとの連携や、クラウドファンディングページへの導線を整えてもらいました。
結果は、私たち自身も驚くほどでした。わずか1ヶ月で、クラウドファンディングの目標を120%達成したんです。私たちが大切にしてきた「地域に根ざした」という想いが、こんなにも多くの人に共感してもらえたことが、本当に嬉しかった。地元メディアにも取り上げてもらうことができ、ブランドへの確かな手応えを感じました。
この経験から学んだのは、単に「見た目がきれいなデザイン」や「気の利いたコピー」を作るだけでは不十分だということです。本当に大事なのは、まだ言葉になっていない、自分たちの心の奥にある想いを丁寧に引き出すこと。それこそが、ブランドを強くする一番の力なんだと気づかされました。
FLINQAは、私たちにとって単なる制作会社ではありません。まだ形になっていなかった私たちの想いを、見事に表現してくれる、かけがえのないパートナーです。これからも、この「巣」を、皆さんと一緒に温かく育てていきたいと思っています。


